相続登記の依頼を受けて【古井戸と皇帝ダリヤ・その1】

query_builder 2022/01/12
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竹野総合事務所

 何年も前のことだった。相続人姉妹が3人で相談に来た。


 相続登記をしたいとのこと。父親が、亡くなったのは50年も前のことだという。次から次へと自分の思いを話してくれた。また、ほかの兄弟の話もあった。亡くなった父母の思い出話と、自分に相続をしてくれる不動産を具体的に話してくれる人もいた。

 「相続人全体で話し合いをして、相続財産をどの様にするか決めなければできません。相続財産分割協議をして文章にするといいですよ。」と話した。


 それから何年も過ぎた。その間に、皆が集まって話し合う場所を決めることになり、空き家になった実家を集合場所に決め何回も話し合いを持った。私も、その場に招かれ皆の話を聞いた。

 実家の天井は既に雨が浸透している様子であった。庭には枯れ井戸があったが、朽ち果て水は湧いていなかった。それでも季節毎に、松の木の緑、遅咲きの桜、竹林に込み入ったバラ、中米産の薄紫の皇帝ダリヤ等が故人の生前を忍ばせてくれた。


 【古井戸と皇帝ダリヤ・その2】に続きます。

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