いよいよ今年4月1日より相続登記義務化
query_builder
2024/01/17
何年も前のことだった。相続人姉妹が3人で相談に来た。
相続登記をしたいとのこと。父親が、亡くなったのは50年も前のことだという。次から次へと自分の思いを話してくれた。また、ほかの兄弟の話もあった。亡くなった父母の思い出話と、自分に相続をしてくれる不動産を具体的に話してくれる人もいた。
「相続人全体で話し合いをして、相続財産をどの様にするか決めなければできません。相続財産分割協議をして文章にするといいですよ。」と話した。
それから何年も過ぎた。その間に、皆が集まって話し合う場所を決めることになり、空き家になった実家を集合場所に決め何回も話し合いを持った。私も、その場に招かれ皆の話を聞いた。
実家の天井は既に雨が浸透している様子であった。庭には枯れ井戸があったが、朽ち果て水は湧いていなかった。それでも季節毎に、松の木の緑、遅咲きの桜、竹林に込み入ったバラ、中米産の薄紫の皇帝ダリヤ等が故人の生前を忍ばせてくれた。
【古井戸と皇帝ダリヤ・その2】に続きます。
|
055-253-4552 8:30 〜 17:30
|
local_phone TEL |
contact_mail お問い合わせ |
スマホ決済がご利用頂けます。
ご希望の決済方法をお選びください。
キャッシュレス決済がご利用頂けます。
お支払い方法は各サービスのご利用方法に準じます。
※ご新規で電子決済サービスをご希望の方はアプリケーションストアよりダウンロードしてください。