梅の木と相続と

query_builder 2022/06/08
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竹野総合事務所

 庭に、ご先祖様から受け継いだ梅の木があります。


 今年もたくさん実がなりました。梅ジュースなどを作るため、収穫したら梅仕事のはじまりです。きれいに洗い、1粒ずつ、竹串でへたをとります。へたを取り始めるときは、面倒だと思う気持ちが勝るのですが、しばらく作業していると没頭してしまい、取り終わる頃には、ちょっとした達成感があります。

 

 さて、ご先祖様から受け継いだ梅の木。相続の登記申請や税務申告の対象になるのでしょうか?不動産とは、土地及びその定着物ですので、基本的には庭の立木も土地そのものに含まれると考えます。よって、土地の相続登記に加えて登記する必要はありません。ただし、立木法により登記された立木や、明認方法を施された立木は、この通りではありません。

 相続税はどうでしょう。屋敷内にある果樹等で数が少なく、かつ収益を目的としないものは、そもそも課税評価の対象とならないようです。

 

 梅仕事を終えて数日後、山梨県は梅雨入りしました。四季の変化と植物の実りは、わかりやすく繋がっているなあと、毎年この時期に思います。

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